越州
えっしゅう
名詞
標準
Esshū (the three former provinces of Echizen, Etchū and Echigo)
文例 · 用例
唐五行志に、乾符六年越州山陰家に豕あり、室内に入って器用を壌り、椀缶を銜んで水次に置くと至極の怪奇らしく書き居るが、豕が毎に人の所為を見てその真似をしたのであろう。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
光沢のある越州の壺に似合った冬薔薇の華やいだ向うで由吉は無造作に鮭を食べたその途端、「あッ、これは見事だ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
柿渋、李朝の秋草、越州、黒高麗、天龍の青磁、など、殊に一際目立って華手な、女王の品位を放つ万暦の鉢があった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
錢塘江口の明州や越州(今の浙江省會稽道紹興縣)へも、隨分日本船が出入した。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
今より十二三年に、私は藤田劍峰君・長尾雨山君と同伴で、杭州から紹興(唐の越州)へ出掛けた。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
現に大師が歸朝の途次、浙江の越州(今の會稽道紹興縣)に立ち寄られ、越州の地方長官に經典の蒐集を依頼された時の「與越州節度使求内外經書啓」に、今見於長安城中、所寫得經論疏等凡三百餘軸、及大悲胎藏金剛界等大曼荼羅尊容、竭力涸財、※逐圖畫矣。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
その「與越州節度使求内外經書啓」に、元和元年四月と記してあり、また朱千乘――浙江地方の人と推すべき強い理由がある――の送別詩序(『高野大師御廣傳』上)に、元和元年春姑洗之月と記してあり、而して姑洗之月とは舊三月を指すから、此等の事實から推測すると、しかく斷定せなければならぬ。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
越州は長安を距ること三千五百里――『元和郡縣志』に據ると三千五百三十里――で約一ヶ月半の路程に當る。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
作例 · 標準
「かつて越州と呼ばれたこの地域は、豊かな自然と歴史に彩られている。」
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「戦国時代、越州は北陸地方の重要な拠点であった。」
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「この古文書には、越州の豪族たちの動向が詳細に記されている。」
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「彼の子孫は、越州から離れ、遠い都で仕官したという。」
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ウィキペディア曖昧さ回避
越州(えっしゅう、えつしゅう) 日本 令制国である越後国、越中国、越前国を総称して、またこれらのいずれかの国を指しての別称。かつての越国。 中国 越州 (広西) - 中国にかつて存在した州。南北朝時代から唐初にかけて、現在の広西チワン族自治区と広東省にまたがる地域に設置された。 越州 (浙江省) - 中国にかつて存在した州。隋代から南宋にかけて、現在の浙江省紹興市一帯に設置された。
出典: 越州 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0