新改
しんかい
名詞
標準
文例 · 用例
親興の妻は家来の報知によって、五人の小供を伴れ、その夜、新改村の長福寺へ忍んで往った。
— 田中貢太郎 『八人みさきの話』 青空文庫
住職はじめ比江山妻子の死骸は、その日に新改村へ葬られた。
— 田中貢太郎 『八人みさきの話』 青空文庫
私たちが少年の時に恐れた七人御先は、この新改の七人御先であるように思われる。
— 田中貢太郎 『八人みさきの話』 青空文庫
そうして維新改革後、父母と共に先祖伝来の知行所に引込み、そこで自ら田を作り、鍬の柄や下駄を製作し、又は父から授かった漢学を父の子弟に講義し、小学校の先生もつとめた事もあるという。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
封建遺制の錯雑を一掃して、かの宣言書にいわゆる単一不分の共和国を立つるは、日本の維新改革に近似して内部における国民的精神の発達と言うべし。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
誰あらう、維新改革者の一人たる元老の名である。
— 永井荷風 『新歸朝者日記』 青空文庫
ひとりわが維新改革の歴史に至りては、雄勁蒼莽、曲曲人意の表に超出し、人をして一唱三嘆せしむるものあるはなんぞや。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
実にかの演戯者たる愛国義胆の維新改革先達もまた意外となしたるや必せり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫