家を興す
いえをおこす
表現動詞-五段-サ行
標準
to raise the reputation of one's family
文例 · 用例
国を建て家を興すもの渠なり、深く人心の奥を支配するものも渠なり。
— 北村透谷 『思想の聖殿』 青空文庫
明天子に逢って家を興すに相違ないぞ」 言い終って彼は死んだ。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
学問を勉強して、名を成し家を興すのが、即ち父の冤を雪ぐ所以ではないかといふかも知れない。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
保名もこれをしおに京都へ行って、阿倍の家を興す時が来たと、大そうよろこんで、童子を連れて京都へ上りました。
— 楠山正雄 『葛の葉狐』 青空文庫
而して其家を興すは即ち婦人の智徳にして争う可らざるの事実なるに、漫に之を評して無智と言う、漫評果して漫にして取るに足らざるなり。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
一 女子の結婚は男子に等しく、他家に嫁するあり、実家に居て壻養子するあり、或は男女共に実家を離れて新家を興すことあり。
— 福沢諭吉 『新女大学』 青空文庫
此の下間の家を興すも潰すもお前の量見|一つに在る。
— 與謝野寛 『蓬生』 青空文庫
譜代相伝の兵略を継ぎ、累祖奉公の忠勤をぬきんでて、身を立てて家を興すべし。
— 第五巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
「この事業を成功させ、必ずや家を興してみせる。」と彼は固く誓った。
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先代の苦労を胸に、彼は荒廃した家を興すべく、昼夜を問わず奮闘した。
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代々受け継がれた家訓を守り、家を興すことが彼の人生最大の使命だった。
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どんなに貧しい境遇にあっても、努力次第で家を興すことは可能だと、祖父は常々語っていた。
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