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干死に

ひじにに
名詞
1
標準
文例 · 用例
わしは干死にすることもできないのか。
倉田百三 俊寛 青空文庫
俊寛 わしは干死にするのだ。
倉田百三 俊寛 青空文庫
粉砕され様と干死なりとそれは自分の事ですが、縦へ子供でも一度び胎外へ出てはもう親とは別の箇体です。
原田皐月 獄中の女より男に 青空文庫
「飢饉の上に、三日も吹雪いたら、この辺の百姓は、干死んでしまうだ。
――東北農村惨状報告書―― 飢餓地帯を歩く 青空文庫
天明年間の飢饉年には、三万人からの人が干死んで、生き残った者共は、人間の肉、そいつも十七八の娘の肉がうまいというで、それが干死ぬのを待って食ったという話だが、うっかりすると、今年もそんなことになるだ。
――東北農村惨状報告書―― 飢餓地帯を歩く 青空文庫
今年のような飢饉が来るというのも、いよいよ世が末になった証拠だ」「だからさ、どうせ干死ぬなら、せめて一度でも、米のめしをげんなりするほど喰って見てえと思ってるだ」「一度でも喰えりゃまだいいだ。
――東北農村惨状報告書―― 飢餓地帯を歩く 青空文庫
怪我のために死んだのか、干死んでしまったのか、それはだれも知らない……」 娘は、最後に、津軽弁でこう言ったのである。
――東北農村惨状報告書―― 飢餓地帯を歩く 青空文庫