尖り頭
とがりあたま
名詞
標準
文例 · 用例
これが堂守で、半僧半俗の仁ながら、さすが、天女堂の鐘を鳴らして、朝夕の勤行に怠たりなく、いつも汚れた尖り頭巾を禿頭に。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
そのとき、ふと、たかい塔の窓の所に、お寺の*小魔が、あかいとんがり頭巾をかぶって立っているのがみえました。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫
父の仕事の手つだいをし、今も雨を避けて沼地から父といっしょに走って帰ってきた大きな顔をした上の男の子から、王侯の宮殿でもあるかのように父親の膝のうえに坐って、湿気と饑餓のただなかのその家から幼児の特権をもって見知らない男を不審そうにながめている、皺のよった巫女のようなとんがり頭の赤んぼまでいる。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫