幻辞.com

蔵奉行

くらぶぎょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
俺はわずかに蔵奉行、お前は素晴しい大身だ。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
この他槍奉行、旗奉行、御蔵奉行、御料人様衆、御小姓衆、御しょう堂様衆、御|同朋衆、御使者番、御右筆衆、御伽衆、御茶堂衆に至るまで、その数およそ五百人、座を圧して居流れていた。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
蔵奉行の岩瀬志摩が、台帳にあわせて、順々に、検分してくるうち、図書係り海野甚三郎が持場の品が一点、不足している事実を発見した。
吉川英治 夏虫行燈 青空文庫
次に、三番貝は、城外に総揃いの合図ぞと、表方へ触れておけ」「はいッ」 市松が駈け去ると、また直ちに、「彦右衛門を呼んで来い」 と、べつの小姓を走らせ、その蜂須賀彦右衛門の姿もまだ見えないうちに、さらに、ほかの小姓たちを派して、姫路城の金奉行、蔵奉行などを、みなここへと、呼びにやった。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
そこへ金奉行と蔵奉行が一緒に来た。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
「ある限りの金銀すべて、その方の手にうけ取って、番頭、鉄砲頭、弓槍頭などへも、洩れなきよう、知行に応じて分配せい」「かしこまりました」「速やかにせい」「はいッ」 打連れて、二人が退座すると、「蔵には米がどれほどあるか」 と、蔵奉行へ在高を問うた。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
――その心もちをうしなわずに計らえよ」「ありがとうぞんじまする」「そちの退がるついでに、小西弥九郎に、すぐこれへと言伝けせい」 蔵奉行が立去ると、彼はその間に、鎧下着に着かえ、忽ち具足を身につけ始めた。
第八分冊 新書太閤記 青空文庫
……もう暫しと、母君を皆してお宥めしておいてくれい」 金奉行が退がるついでに、附けてやった蔵奉行がもうそこへ来て控えていた。
吉川英治 茶漬三略 青空文庫
ウィキペディア

蔵奉行(くらぶぎょう)は、江戸時代に江戸浅草をはじめとする主要都市にあった幕府の御米蔵の管理を司った奉行。御蔵奉行ともいう。

出典: 蔵奉行 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0