楽屋口
がくやぐち
名詞
標準
stage door
文例 · 用例
少女は脇目もふらずにゆっくり楽屋口の方へ歩いて行く。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
マツノスケに別れると、ミサコはそのまま楽屋口から冷たい街路に出た。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
」 信吉は競馬場の馬券の発売口へ行く男のように、舞台裏から楽屋口の方へ出て行った。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
楽屋口のエレヴェーターで三階まで上ると、信吉は一部屋、一部屋、俳優の名札を見上げて行った。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
小稲、小幾、重子など、狂言|囃子の女ども、楽屋口より出で来りて、はらりと舞台に立ちならべる、大方あかり消したれば、手に手に白と赤との小提灯、「て」「り」「は」と書けるを提げたり。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
そこの楽屋口の大塵芥箱の傍でありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
楽屋口で断るのも仔細ないけれど、そうかって、実はね、逢いたくないことはないんですよ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
直ぐそれから、池の石橋を一つ、楽屋口へ行くと、映山紅、桜の根に、立ったり踞んだり、六七人むくむくと皆動いて出た。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
ファンたちは、お目当てのバンドメンバーに一目会おうと、雪の降る中、楽屋口で何時間も待っていた。
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関係者以外は立ち入り禁止の札が、劇場の楽屋口にぶら下がっていた。
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主演俳優への差し入れは、受付ではなく、直接楽屋口の係員に渡してください。
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