荘周
そうしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
そして無理に酩酊した調子で、「われは眼に太山を見るなり……荘周夢に胡蝶となり、栩々然として胡蝶となり、か。
— 牧野信一 『「悪」の同意語』 青空文庫
僕など生きることしか手を知らないのだから、酒となり肉体となり、時には荘周先生の如く蝶ともなれば、こゝに幻術の限りをつくして辛くも生きてゐるにすぎない。
— 坂口安吾 『余はベンメイす』 青空文庫
僕など生きることしか手を知らないのだから、酒となり肉体となり、時には荘周先生の如く蝶ともなれば、ここに幻術の限りをつくして辛くも生きているにすぎない。
— 坂口安吾 『余はベンメイす』 青空文庫
四 だから雛を育てることのむつかしい雁などの囮は、かつて荘周の寓言にもあったように、その鳴声の遺伝がたちまちに食われると愛せられるとの境を区別する。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
「昔は荘周、夢に胡蝶と為れり。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
逍遙子は豈|莊周と共に齊物論を作りて、儒墨の是非を嘲り、その非とするところを是とし、その是とするところを非とせむとするか。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
むかし、支那の莊周といふ人は、夢に胡蝶と化つたと云ふ話しがありますが、夢なればこそ、漫々たる大海原を徒渉りすることも出來ます、空飛ぶ鳥の眞似も出來ます。
— ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND. 『愛ちやんの夢物語』 青空文庫
楚の威王、莊周の賢なるを聞き、使をして(三一)幣を厚うして之を迎へしめ、(三二)許すに相と爲すを以てす。
— 老莊申韓列傳第三 『國譯史記列傳』 青空文庫