御座所
ござしょ異読 おましどころ・おわしどころ・おわしましどころ
名詞多音語
標準
abode (of a nobleman or emperor)
文例 · 用例
つい前日に摂政宮殿下の御座所だったとのことであった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
御座所の方に向って、また、四辺を広く眺めまわして、しみじみと私は崇敬した、日本皇室の神聖と、吾が民族の由来する伝統と精神とを、そうして愈々に幸わうわが国の言霊とを。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
御座所の後ろにはささやかな、また清らかな浅い池があった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
しかし天皇はそれでも寸分もおいといにならないで、雨がひどく降るたんびには、おへやの中へおけをひき入れて、ざあざあと漏り入る雨もれをお受けになり、ご自分自身はしずくのおちないところをお見つけになって、御座所を移し移ししておしのぎになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
お使いの口子は、奴里能美のおうちへ着きますと、天皇のそのお歌をかたときも早く皇后に申しあげようと思いまして、御座所のお庭先へうかがいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
)五郎 上樣は桂どのと、川邊づたひにそゞろ歩き遊ばされ、お供の我々は一足先へまゐれとの御意であつたが、修禪寺の御座所ももはや眼のまへぢや。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
この上は修禪寺の御座所へ寄せかけ、多人數一度にこみ入つて本意を遂げうぞ。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
そちは御座所へ走せ參じて、この趣を注進せい。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
作例 · 標準
格式高い御座所に足を踏み入れると、ひんやりとした空気と重厚な雰囲気に圧倒された。
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御座所の畳には最高級の藺草が使われ、その縁には金糸で美しい紋様が刺繍されている。
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天皇陛下が地方をご訪問される際、休憩場所として特別な御座所が設けられることがある。
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