粉ひき
こなひき
名詞
標準
process of milling (grains)
文例 · 用例
のみならず、牛部屋では、鞍をかけられた牛が、粉ひき臼をまわして、くるくる、真中の柱の周囲を廻っていた。
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
流めての方にて折れ、こなたの陸膝がしらの如く出でたるところに田舎家二、三軒ありて、真黒なる粉ひき車の輪|中空に聳え、ゆん手には水に枕みてつき出したる高殿の一間あり。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
流れめての方にて折れ、こなたの陸膝がしらのごとくいでたるところに田舎家二三軒ありて、真黒なる粉ひき車の輪|中空にそびえ、ゆん手には水にのぞみてつきだしたる高殿の一間あり。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
古風な木造の歯車のついた粉ひき車がそのような家の庭にころがっているのも珍しかった。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
子供がおはなしを求めると、噺は何も知らぬからと弱つて、粉ひき唄といふものを歌ひました。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
粉ひき唄をきゝながら幼児はもうとうに眠つてゐても、おかくは抱きあげることもしないで切りと歌をつゞけてゐるのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
歌はやはり石臼をまはすと同様に上体を動かせてゐないと調子がつかぬと見えて、おかくは粉ひきの物腰でいつまでも歌つてゐるのです。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
僕は粉ひきで麦をひきます。
— 林芙美子 『お父さん』 青空文庫
作例 · 標準
昔は各村に粉ひきの小屋があった。
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粉ひきの技術は、パン作りに欠かせない。
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この地方は、古くから小麦の粉ひきが盛んだった。
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標準
miller
作例 · 標準
町の粉ひきは、毎日朝早くから働いている。
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彼は粉ひきの仕事を通して、地域の食を支えている。
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粉ひき小屋の隣には、いつもたくさんの小麦が積まれていた。
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