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町奴

まちやっこ
名詞
1
標準
machi-yakko
文例 · 用例
恩怨の事柄は必ず報ゆる町奴風の昔気質の逸作が、こう思い立った以上、いつかそれが執り行われることは明かである。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
ここでは唯、旗本の侍どもから組織されている白柄組や神祇組のたぐいが、町人の侠客の集団であるいわゆる町奴の群れと、日頃からとかくに睨み合いの姿であったことを簡単に断わっておきたい。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
殊にこの年の正月、木挽町の山村座の木戸前で、水野の白柄組と幡随長兵衛の身内の町奴どもと、瑣細のことから衝突を来したのが根となって、互いの意趣がいよいよ深くなった。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
この時代の町奴の習いとして、その他の者共も並木の長吉、橋場の仁助、聖天の万蔵、田町の弥作と誇り顔に一々名乗った。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
「おお、渋川様の御乗物か」 喧嘩のまん中へ邪魔な物を投げ出されて、町奴の群れも少し躊躇していると、乗物の引戸はするりと明いて、五十を越えたらしい裲襠姿の老女があらわれた。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
たといそれが武家の女にもせよ、町奴の中でも人に知られた放駒の四郎兵衛ともあろう者が、女を相手に腕ずくの喧嘩も出来ない。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
「そんならおとなしゅう戻ってくださるか」「まことに失礼をいたしました」 武家の老女と町奴の大哥分とは礼儀正しく会釈して別れた。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
詳しいことは屋敷へ来た折にいいましょうが、武士たるものが町奴とかの真似をして、白柄組の神祇組のと、名を聞くさえも苦々しい。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、町奴たちは粋な服装で町を闊歩した。
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歌舞伎の芝居で、腕っぷしの強い町奴の役を演じた。
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彼らは、町奴のような気風の良さを持っていた。
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