ぶっ違い
ぶっちがい
名詞
標準
diagonal cross
文例 · 用例
茶柄杓のぶっ違いの中央に、一丈ばかりの銀色の大茶筌、紅白の吹流しで風流なところが妙。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
矢が三つ、ぶっ違いになっている画のマークは、それに似たニセものが、多く出来たほどだった。
— 古川緑波 『清涼飲料』 青空文庫
それにぶっちがいに、また地上から別の照空灯の光がサーッと閃いた。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
どこから出したのか、幅の広い照空灯が、ぶっちがいに、大空の真中で、交叉した。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
雲のような魚群が、左から右からとぶっちがい、あるいはとつぜん空から舞い下りて来るように見えたり、あるいはまた急にすぐ前の硝子ばりの向こうを嵐のように過ぎて、まるでトンネルの中へ入ったようにしばらくは何にも見えなくなることもあった。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
……拝見いたしますところ、あなたのお羽織の背中に、俗にアンダ皺という、背もたせのぶっちがい竹の跡がついている。
— 野伏大名 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
同時に暗くなる) 19 地下室(十文字にぶっちがいになっている支柱と横ゲタの所が、天井にとりつけられた円筒のシェードを持った電燈の光で、円錐形に照し出される。
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
作例 · 標準
道路工事の現場には、進入禁止を知らせるために黄色と黒のぶっ違いのバリケードが置かれていた。
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補強のために、木枠の裏側に木材をぶっ違いに打ち付けて強度を高めた。
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古い建物の窓には、台風の強風でガラスが割れないようにテープがぶっ違いに貼られていた。
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