寝忘
ねわすれ
名詞
標準
文例 · 用例
渠が寝られぬ短夜に……疲れて、寝忘れて遅く起きると、祖母の影が見えぬ…… 枕頭の障子の陰に、朝の膳ごしらえが、ちゃんと出来ていたのを見て、水を浴びたように肝まで寒くした。
— 泉鏡花 『瓜の涙』 青空文庫
すこし寝忘れのてふてふいそぐ ・春の服着て春風吹きます水の誘惑、死の誘惑一切時一切事四月四日 曇、澄太居、晴。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
「今朝もつい寝忘れて失礼しました」 彼はこそこそ勝手口から井戸端の方へ出た。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫