左眉
ひだりまゆ
名詞
標準
文例 · 用例
とき子の左眉から瞼にかけて薄すりある蒼い痣は、ふだんより目立って、そこにも何かの影が映っているかのようだった。
— 宮本百合子 『今朝の雪』 青空文庫
丁抹切っての名優として、現在盛名を全国に馳せているオールプ・アレニウスに扮して、心持ち左眉を挙げ加減に気取ったポーズで群集に挨拶している、チョビ髭を生やした片眼鏡の顔といい、右足を突き出して反っくり返った身体といい、ほんもののアレニウスそっくりであった。
— 橘外男 『グリュックスブルグ王室異聞』 青空文庫