返り忠
かえりちゅう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
betraying one's lord (and going over to the enemy)
文例 · 用例
……武家方に返り忠なさりませ」「小次郎」 と頼春は顫えを帯びた声で云った。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……難をまぬかるる手段は一つ、返り忠ばかりにござりますぞ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……返り忠おすすめしましたも、この姥にござりまする」「宣れ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……六波羅殿へ返り忠し、宮方の陰謀内通なされ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
宮方へお味方|仕ると、血判までして誓った以上、宮方へつくのが至当なのであるが、さてそうして合戦となる、と、可愛い妻の父、斎藤太郎左衛門利行殿を、敵に廻して戦わなければならない、ではいっそのこと返り忠をして、武家方すなわち六|波羅方へつこうか?
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……この汚名を末代まで背負い、返り忠の焼き印を顔に押し、頼春も生きろそちも生きろ!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
舅に強請されるままに、彼は舅と連れ立って、この夜ただちに探題へ伺候し、宮方ご謀反の一切を、返り忠して密告したのである。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
「そちの返り忠神妙ながら、なお本心|心もとないと、おぼしめしての北殿ご諚!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
作例 · 標準
彼は主君への返り忠を疑われ、城を追われることになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
戦国時代には、有利な方へ寝返る返り忠が頻繁に起こった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの家臣は、かつて仕えた主家への返り忠の汚名を着せられた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash