蕎麦畑
そばばたけ
名詞
標準
文例 · 用例
洒堂の句の物二、三取り集むるというは鳩吹くや渋柿原の蕎麦畑刈株や水田の上の秋の雲の類なるべく、洒堂また常に好んでこの句法を用いたりとおぼし。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
洒堂の句の物二、三取集るといふは鳩吹くや渋※原の蕎麦畑刈株や水田の上の秋の雲の類なるべく、洒堂また常に好んでこの句法を用ゐたりとおぼし。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
重く倒れかけた蕎麦畑の間からは、雲雀が空に舞い上った。
— 豊島与志雄 『秋の幻』 青空文庫
蕎麦は更科と云うけれども、信州蕎麦のほんとに美味しいのはこの戸隠飯綱の原を中心とするあたりで、この地方に多い麻畑は刈りとってしまった後は、みんな蕎麦畑になるのである。
— 津村信夫 『月夜のあとさき』 青空文庫
右を見ても左を見ても、まだ背丈の低いライ麦の畑と蕎麦畑で、白嘴烏がぴょんぴょん跳ねているばかり。
— ПОЦЕЛУЙ 『接吻』 青空文庫
それにさ此処ら辺は去年の早霜で五段の蕎麦畑から三俵の収穫だ米粒なんぞあ拝みていたってありやしねい毎日毎日|馬鈴薯と燕麦ばかり燕麦なんぞ馬糧だに、何つう地獄だ、何つうどぶ底だ。
— 今野大力 『百姓仁平』 青空文庫
鈴の音が颯爽と蕎麦畑の方へ流れてゆく。
— 李孝石 『蕎麦の花の頃』 青空文庫
蕎麦畑、麦畑などが有る。
— 木暮理太郎 『奥秩父の山旅日記』 青空文庫