懐提
ふところひさげ
名詞
標準
文例 · 用例
「用意の懐提灯に火を入れて見ると、幸い鞍掛殿の手に、私の捜している絵図面はあった。
— お秀の父 『銭形平次捕物控』 青空文庫
「用意の懷提灯に火を入れて見ると、幸ひ鞍掛殿の手に、私の搜してゐる繪圖面はあつた。
— お秀の父 『錢形平次捕物控』 青空文庫
その上、駒吉を見舞つた時、間違つた振りをして押入を開け、其中には思ひも寄らぬ贅澤な品々の外に、特殊の脇差、懷提灯、繩梯子、覆面頭巾などといふ忍術使ひでなければ必要のない品のあるのを一と眼で見て取つて、いよ/\その信念を固めたのです。
— 娘の役目 『錢形平次捕物控』 青空文庫