舟筏
しゅうばつ
名詞
標準
文例 · 用例
それでは、折角の帝都の舟筏の便が妨げられるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
こういうときには、その弊害を矯めて舟筏の便の通ずるだけ河筋を通さねばなりません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
われは無邊際の大洋を渡る舟筏を造るのみと。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
殊に知らず、古今哲學の系統は悉く是れ方便なるを、悉く是れ舟筏なるを。
— 森鴎外 『柵草紙の山房論文』 青空文庫
停車場は海に接し、鐵道は停車場を過ぎて海上にゆき、直ちに舟筏に接す。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
魏志の行程設馬に至るの路間、若干の陸行を脱し、其の水行二十日は筑後河の舟筏と、不知火の内浦航路にして、設馬は五萬餘戸、今の薩摩の全境にして、阿久根以南を云ふ。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
なんでも淵源まで溯って行く舟筏を得るのは、容易な事ではございません。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫