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累々

るいるい
形容詞-たる副詞-と
1
標準
in heaps
文例 · 用例
天は愈よ明るい、氷の海は一層の白を加うると共に、一分の硬味を減じて来た雪になったのである、玉屑累々ともいうべき空に懸れる雪の大路を無形の手で、橇を縦横に掻き廻しはじめたと見え、捏ね返した痕跡が割れ目を生じたころは、雪は一方に堆く盛り上られ、一方では掬われたようにげっそりと凹む。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
「おとうさん、大きなどんぐり、こいも/\/\/\/\みんな大きなどんぐり」と小さい泥だらけの指先で帽子の中に累々としたどんぐりの頭を一つ一つ突っつく。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
) 婦人はいつかもう米を精げ果てて、衣紋の乱れた、乳の端もほの見ゆる、膨らかな胸を反して立った、鼻高く口を結んで目を恍惚と上を向いて頂を仰いだが、月はなお半腹のその累々たる巌を照すばかり。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
地震か、ペストか、それともソドム、ゴモラのような神罰か、とにかく、そんなに遠くもない昔に栄えた都会が累々たる廃墟となっていて、そうして、そういうものの存在することをだれも知らないかあるいは忘れ果てていたのである。
寺田寅彦 ロプ・ノールその他 青空文庫
(明治四十三年一月、東京朝日新聞)     ローマから ローマへ来て累々たる廃墟の間を彷徨しています。
寺田寅彦 先生への通信 青空文庫
古墳累々と崖の小高いところに並んで、月の光を受けて白く見える。
国木田独歩 河霧 青空文庫
その側に風に吹き落とされた未熟の林檎が累々と積み重ねられていた。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
」 観音丸の船員は累々しき盲翁の手を執りて、艀より本船に扶乗する時、かくは呟きぬ。
泉鏡花 取舵 青空文庫
作例 · 標準
激戦が繰り広げられた戦場跡には、いまだに両軍兵士の遺骨が累々と横たわっている。
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不況の波に耐えきれず、駅前の繁華街にはシャッターを下ろした店舗の看板が累々と並んでいる。
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大嵐の翌朝、海岸には漂流したプラスチックゴミが累々と打ち上げられ、惨状を呈していた。
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累々(るいるい) — 幻辞.com