寸話
すんわ
名詞
標準
文例 · 用例
茲で一寸話は変るが、由来西洋の詩は鈍感なものであるといふやうな通念がある。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
一寸話があるだけだ。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
彼等は一寸話を中止して、豚小屋の悪臭に鼻をそむけた。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
」その人は一寸話を切りました。
— 宮沢賢治 『化物丁場』 青空文庫
義姉の奴、わいに意見しよった、と女中あがりのお兼を軽蔑していた安二郎は苦い顔したが、さすがに守蔵の手前を憚ってか、その頃一寸話のあったお君を貰うことにしたのである。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
一寸話題には成らうと思ふ、武生から其の道程、實に二十七里である。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
順は違ふが、――こゝで一寸話したい。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
一寸話がある、と彼はいふのだ。
— 島木健作 『癩』 青空文庫