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鱗芽

りんが
名詞
1
標準
bulbil
文例 · 用例
カーンと仏壇のりんが響いた。
泉鏡花 第二菎蒻本 青空文庫
「ぶくりんが何うも悪さばかり仕でかして……」 おかくは左う云ふだけなのです。
牧野信一 月あかり 青空文庫
弟が中学生になつてから間もなく、おかくは初孫を得て、その養育係りのために怒山へ呼び戻されましたが、その前後から孫の父である片目のぶくりんが不意と行衛不明になつたのださうです。
牧野信一 月あかり 青空文庫
おつかあは、囮りと見張番の役で……」 何のことか解らなかつたが、仕事を運びながら切りと、ぐでりんが、そんな意味のことを達者な方言で誰かと語り合つてゐるのが、隣りの私の耳に這入つたものです。
牧野信一 月あかり 青空文庫
ひとりで歩き度いのだから……」 私が左う云ふとおかくは、泡のやうな声で、ぶくりんがまた行衛不明になつて寂しく、この上お前に姿を消されたら、「おらあ、もう往生も出来ん。
牧野信一 月あかり 青空文庫
「下へ降つたつてビツコ馬は、とつくにぶくりんが乗り出して、ガラ倉は消防小屋で寄り合ひ騒ぎづら。
牧野信一 月あかり 青空文庫
向方から戻つて来る馬があるので、見るとぶくりんが鞍の上で眼を光らせてゐた。
牧野信一 月あかり 青空文庫
「馬へ乗つて何処へ逃げ出すかのう――」 逃げ出す――をまた私は感違ひして、逃げるのぢやない、ぶくりんが俺の馬に秣草も与へず縛ぎ放しにしておくから、飼馬桶を捜すのだ!
牧野信一 月あかり 青空文庫
作例 · 標準
ムカゴやユリネは、植物の鱗芽が肥大化したもので、栄養を蓄えている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
春になると、木の枝のあちこちから新しい鱗芽が顔を出す。
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植物学の授業で、冬を越すために鱗片葉で覆われた鱗芽の構造を観察した。
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