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祭り囃子

まつりばやし
名詞
1
標準
文例 · 用例
五頭の荷駄に十樽の酒をつけ、一頭の馬には肴を負わせ、他にも町の者や百姓達が、手車に何やら積んだり担いだりして、五所川原から朝風の中を急いで来るのがやがて見える―― 祭り囃子の一組が、それに交じって、景気をつけた。
吉川英治 青空文庫
蔵の二階に上ってみたら、父は検査場の方から祭り囃子の聞えてくる窓べにもたれて、背なかをまるくして、口三味線で小声になにやら唄っていた。
小山清 桜林 青空文庫
金吾の足音、祭りばやし。
三好十郎 樹氷 青空文庫
春子 ……(遠くの祭りばやしが調子を高める)私ね、ここにずうっと居さしてほしいように思うんだけど?
三好十郎 樹氷 青空文庫
祭りばやしの音が、湧き立つように流れてくる。
三好十郎 樹氷 青空文庫
……するとそんな時、春子おばさんの好きだった祭りばやしが山の奥から響いてくるのを聞いたような気がしやした。
三好十郎 樹氷 青空文庫
……(その祭ばやしが、はるかに鳴りはじめる)とにかく、そうやって、春子おばさんの墓を囲んで敦子おばさんと敏子さんと一郎という坊やと杉夫さんと俺と、それから父とで、ずいぶん永いこと立っていやした……」(祭りばやし)金太郎君が私にそう語りました。
三好十郎 樹氷 青空文庫
表へ出て来る祭りばやし。
三好十郎 樹氷 青空文庫