知ったか
しったか
名詞
標準
文例 · 用例
お前の復讐は、もう私よく思い知ったから、あちらへお行き。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
あなたがしかしこの事実を知ったからとて、何をなさって下さるにも及びません。
— 太宰治 『十五年間』 青空文庫
みんなにせものばかりで、知ったかぶってごまかして、わずかの学問だか主義だかみたいなものにこだわってぎくしゃくして、人を救うもないもんだ。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
「下郎、思い知ったか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」と知ったかぶりして鞄を持直し、さっさと歩き出したら、其のとき、闇のなかから、ぽっかり黄色いヘッドライトが浮び、ゆらゆらこちらへ泳いで来ます。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
」なぞと、知ったかぶりをして、けれども私は暗い気持であった。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
どうして私の名前や、それから二十三歳だという事まで知ったか、手紙でお知らせ下さい。
— 太宰治 『恥』 青空文庫
観念だけの生活で、無意味な、高慢ちきの知ったかぶりなんて、軽蔑、軽蔑。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫