御母
みおも
名詞
標準
mother
文例 · 用例
彼女たちは諸天使の近くにゐる、青いみ空の奥の奥で、神の御母の頌歌を唱つて!
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
書かせ給ふは何ならん、何事かの御打合せを御朋友の許へか、さらずば御母上に御機嫌うかゞひの御状か、さらずば御胸にうかぶ妄想のすて所、詩か歌か。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
御母堂に、ずゐぶん可愛がられて育ちました。
— ――田中英光著『オリムポスの果實』序 『田中君に就いて』 青空文庫
四年ほどまへ、私がまだ、荻窪の下宿にゐた頃の事でありましたが、田中君の御母堂が私の下宿に怒鳴り込んで來たさうであります。
— ――田中英光著『オリムポスの果實』序 『田中君に就いて』 青空文庫
文學は、人を墮落させるものではないのです、等といま、ここで御母堂に向つて申し上げるやうな氣持で書いてゐると、私も邪心無く、愉快になります。
— ――田中英光著『オリムポスの果實』序 『田中君に就いて』 青空文庫
随分迷惑でしたそうですが、然し止せということも出来ないので、御母様も堪えて黙って居らしったそうです。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
斯ういうように朝も晩もいろいろの事をさせられたのは、其頃下女も子守も居なかったのに、御父様は昼は家に居られないし、御母様は私の下に妹やら弟やらを抱えて居られたのでしたから是非もない事でした。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
家へ帰って、摩耶夫人の影像――これだと速に説教が出来る、先刻の、花御堂の、あかちゃんの御母ぎみ――頂餅と華をささげたのに、香をたいて、それから記しはじめた。
— 泉鏡花 『古狢』 青空文庫
作例 · 標準
「御母様には、いつも大変お世話になっております。」
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彼は、御母の教えを胸に、日々精進している。
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「御母様、ご気分はいかがですか?何かお手伝いできることはありますか?」
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