果実店
かじつてん
名詞
標準
fruit store
文例 · 用例
重たい風が飄々と吹く度に、興奮した私の鼻穴に、すがすがしい秋の果実店からあんなに芳烈な匂いがしてくる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
重たい風が漂々と吹く度に、昂奮した私の鼻穴に、すがすがしい秋の果実店からあんなに芳烈な匂いがする。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
現場は同じバアナア街で、四四番のパッカア果実店からは、石を投げて届く距離にある、人鬼ジャックがじつに野獣的に、非常識にまで豪胆であり、いかに無人の境を往くような猛暴を逞うしたかは、この、犯行の場所を選ぶ場合の彼の病的な無関心だけでも、遺憾なく窺われよう。
— 牧逸馬 『女肉を料理する男』 青空文庫
その店舗は果実店であったが、もちろん戸はぴったり閉じられていたが、カンバス製の日蔽いが陽も照っていないのに、軒からぐっと前へ伸びて屋根をつくっていた。
— 烏啼天駆シリーズ・2 『心臓盗難』 青空文庫
それで三根夫はゆうかんに、すぐまえの果実店の戸をおして、なかへはいった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
アップルすなわち西洋リンゴは、明治の初年にはじめて西洋から伝わりて爾後しだいに日本に拡まり、今日では東北諸州ならびに信州からそれの良果が盛んに市場に出回り、果実店頭を飾るようにまでなったのである。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
その風呂屋の下には「ときわや食堂」「丸与果実店」それから「河金」という小屋の人々の間に有名な洋食屋、その三軒があって、さらに地下室には「花月」というビリヤードがある。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
作例 · 標準
商店街にある老舗の果実店は、いつも新鮮な旬の果物でいっぱいだ。
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誕生日に、デパートの果実店で高級メロンを買った。
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近所に新しくできた果実店は、珍しい輸入果物も扱っている。
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