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牝鯨

めすくじら
名詞
1
標準
文例 · 用例
雌鯨が銛を打たれると、決して側を離れないのである。
佐藤垢石 海豚と河豚 青空文庫
その船長連が二、三日前東京へきて会食したとき、来年の四月、日本へ帰ってくるときには、南氷洋の雄鯨の睾丸と甲状腺、雌鯨の腰肉を塩漬けにして持ってくると約束してくれた。
佐藤垢石 海豚と河豚 青空文庫
抹香鯨の群を発見すると、そのうちの一番大きいのから撃ち殺すのだが、大きいのに銛を撃ち込むと、連れ添う雌鯨だか子供だか知れないけれど、体の小さい五、六頭の鯨がその銛を撃たれた大鯨のまわりへ集まってきて、頭を瀕死の大鯨の上へ乗せ徘徊して立ち去らないのは痛ましい。
佐藤垢石 鯨を釣る 青空文庫