アカシア
アカシア異読 アカシヤ・アケイシャ
名詞
標準
acacia
文例 · 用例
そこから、だらだら坂になっているアカシア並木の赭土の途を揺られながら、ペル・※ュウ村の木立の上に風車の廻っているロダンさんの粗末なお宅につくと、薔薇園の木戸口に肉体の彫刻的に締った、銀髪のロダン夫人が立って、妾を迎えてくださいました。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
彼は眼を瞑り、先程まで、水際のアカシアの葉を洩れて、うすく落ちていた夕方の日影が、この時、ほっと消えて、あたりが急に、うすら青い影にはいったのを、閉じた眼蓋の裏から、ぼんやり感じながら、水に浮んでいた。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
そこは坂の中途で、アカシアの街路樹が少し断れて、暗い街燈の立っている所であった。
— 中島敦 『プウルの傍で』 青空文庫
唯黙つてアカシアの花の咽ぶやうに匂つて来るのを嗅いだ。
— 田山録弥 『アカシヤの花』 青空文庫
窓の外に見えるアカシアの梢の方に紫色の雲が渦巻いてゐたが、ピカリと大きな稲妻が閃いた。
— 原民喜 『奇蹟』 青空文庫
妾は短い赤い袴の下から白い絹の靴下を見せ赤いモロッコ皮の靴を緋色のリボンで結んで、わざとショールをひろげて肩を出し、アカシアの大きな花束を肌衣の外へはみ出させて、口にもアカシアの花をくわえながら、コケティッシュに腰を振って多勢のスペイン女の中をかきわけて左手から舞台へ出ました。
— 平林初之輔 『華やかな罪過』 青空文庫
舟木先生の後にはアカシアの樹があり、その梢に白いちぎれ雲がある。
— 原民喜 『焔』 青空文庫
誰もゐないのか白い障子が立てきつてあつてアカシアの花が揺いでゐた。
— 原民喜 『潮干狩』 青空文庫
作例 · 標準
食材の新鮮さが料理の質を決める。
調理技法は世代から世代へと伝えられる。
食文化は地域の歴史を物語る。
栄養バランスの取れた食事が健康を支える。
ウィキペディア
アカシア (金合歓、Acacia) は、マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称。アカキア、アカシヤ、アカシャ、アケイシャとも言う。広葉樹。
出典: アカシア — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0