着回し
きまわし
名詞動詞-サ変
標準
mixing and matching (clothes, accessories, etc.)
文例 · 用例
見ると、一人の変に鼻の尖った、洋服を着てわらじをはいた人が、鉄砲でもない槍でもない、おかしな光る長いものを、せなかにしょって、手にはステッキみたいな鉄槌をもって、ぼくらの魚を、ぐちゃぐちゃ掻きまわしているのだ。
— 宮沢賢治 『さいかち淵』 青空文庫
どうするか見やあがれ」 御符売りは相手の胸倉を掴んだままで力まかせに幾たびか小突きまわした。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
お紺は引きまわしの上で、千住で獄門にかけられた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
かれが引きまわしになる時に、一匹の犬も頑丈な口輪をはめられて、その馬のあとから牽かれて行った。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
とたんに、さっと浪がひいて、私はただ薄暗い湯槽の隅で、じゃぼじゃぼお湯を掻きまわして動いている一個の裸形の男に過ぎなくなりました。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
とっさに、うまい嘘も思いつかず、私は隣室の家の者には一言も、何も言わず、二重廻しを羽織って、それから机の引出しを掻きまわし、お金はあまり無かったので、けさ雑誌社から送られて来たばかりの小為替を三枚、その封筒のまま二重廻しのポケットにねじ込み、外に出た。
— 太宰治 『父』 青空文庫
この次には、うんと引っぱり歩いて、こづきまわして、面皮をひんむいてやろうと思った。
— 太宰治 『父』 青空文庫
そして日あたりのいい南向きのかれ芝の上に、いきなり獲物を投げだして、ばさばさの赤い髪毛を指でかきまわしながら、肩を円くしてごろりと寝ころびました。
— 宮沢賢治 『山男の四月』 青空文庫
作例 · 標準
「このシャツ、着回しが利くから一枚持っておくと便利だよ。」
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少ない服で一週間を過ごすための着回しテクニックを、ファッション誌で勉強した。
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「えー、またそのスカート?」「違うよ、小物を変えて着回してるんだよ!」
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旅行の荷物を減らすために、ボトムス一着で三通りの着回しパターンを考えた。
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