生身
しょうじん
名詞頻度ランク #19082 · 青空 205 例
標準
physical body of Buddha or a bodhisattva
文例 · 用例
然しそれは真珠貝の生身が一顆小砂に擦られる痛さである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
それがほんとうの生身であり、生身から滴らす粘液がほんとうの苦しみからにじみ出たものである事は、君の詩が証明してゐる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
「ええ、その何だって、物をこそ言わねえけれど、目もあれば、口もある、それで生白い色をして、蒼いものもあるがね、煮られて皿の中に横になった姿てえものは、魚々と一口にゃあいうけれど、考えて見りゃあ生身をぐつぐつ煮着けたのだ、尾頭のあるものの死骸だと思うと、気味が悪くッて食べられねえッて、左様いうんだ。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
しかし元来|靴というものは、「靴自身のかかとのすり減らないためにはくもの」ではなくて、生身の足を保護するためにはくものである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
人間は生身ですから、そうむざむざ冷たい石になることも難かしい」 徳永もその時分は若かった。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
「えゝ、其何だつて、物をこそ言はねえけれど、目もあれば、口もある、それで生白い色をして、蒼いものもあるがね、煮られて皿の中に横になつた姿てえものは、魚々と一口にやあいふけれど、考へて見りやあ生身をぐつ/\煮着けたのだ、尾頭のあるものの死骸だと思ふと、氣味が惡くツて食べられねえツて、左樣いふんだ。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
仙人ではない、生身の人間。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
その鰹の肉片が片側藁火に焙られて、不透明な焼肉の色から急速に生身の石竹色に暈けてゐるのをまじ/\と見詰めながら、桑子は師匠に云つた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
作例 · 標準
参拝者たちは、目の前の像が生身の仏様であるかのように敬虔に祈った。
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伝説では、高僧が即身成仏して生身のままこの世に留まっているとされる。
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寺の奥深くに安置された生身の観音像を拝むため、多くの人が列を作った。
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標準
body one is born with
作例 · 標準
私も生身の人間ですから、無理が続けば病気にもなります。
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鋼の肉体を持っているように見える彼だが、その中身は傷つきやすい生身だ。
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彼は生身の自分をさらけ出し、等身大の言葉で聴衆に語りかけた。
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