痛痒を感じない
つうようをかんじない
表現形容詞
標準
to neither itch nor feel pain
文例 · 用例
ここに到って並大抵の天狗様ならば一遍にギャフンと参いって、それなり生唾を飲み込んで我慢するところであるが、併し慢性の超弩級大天狗になるとこれ位の逆撃は然して痛痒を感じない。
— 夢野久作 『謡曲黒白談』 青空文庫
個人が自分の身体以外には痛痒を感じないからと、社会への影響を軽視したなら、社会はその人の為に恐るべき害を受けよう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
同じ建網税問題でも、前者に不利益なことが後者にさう痛痒を感じない。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
彼等はきっと、我々が痛痒を感じないと思うだろう』と。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
尻を撃ったのでは彼らは対して痛痒を感じない。
— 佐藤垢石 『熊狩名人』 青空文庫
しかしそれは彼以外の者には、痛痒を感じない出来事なのであった。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
「わしは皮肉をいうのではないが、今の程度ならまだいいのさ、撲られても痛痒を感じない、石っころや土くれを撲ったんだからねえ。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
巡査はただ形式的に聞いたのであるから、いつ這入ったところが一向痛痒を感じないのである。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
どんなに悪口を言われても、彼は全く痛痒を感じない。
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怪我をしたのに、驚くほど痛痒を感じない。
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精神的なダメージには痛痒を感じないが、肉体的な痛みは別だ。
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