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特配

とくはい
名詞動詞-サ変
1
標準
special ration
文例 · 用例
けさ、お盆の特配で、ビイルが二本配給になったの。
太宰治 おさん 青空文庫
それじゃ、いろいろ特配をもらったろう。
太宰治 親友交歓 青空文庫
私たちは、不相応の大きい貝殻の中に住んでいるヤドカリのようなもので、すぽりと貝殻から抜け出ると、丸裸のあわれな虫で、夫婦と二人の子供は、特配の毛布と蚊帳をかかえて、うろうろ戸外を這いまわらなければならなくなるのだ。
太宰治 親友交歓 青空文庫
魚屋の親爺は労務者のみに特配の焼酒をだして、みんな僕達に飲ませた。
坂口安吾 真珠 青空文庫
あの頃私は特配などに何一つありつけないから、酒などはもう諦めて飲む気もなかつた。
坂口安吾 ちかごろの酒の話 青空文庫
空襲のとき軍の見張所でね、聴音機以上だなんてね、特配があつたのよ」「それは凄い。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
◯酒の特配に喜びなし。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
煙草の特配に喜びなし、煙草は吸わないためだ。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫
作例 · 標準
戦後の食糧難の時代、お正月には餅や砂糖の特配があり、人々はそれを心待ちにしていた。
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災害被災地へ向けた特配の物資が到着し、避難所の人々に手際よく配られていった。
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「今日の夕食は特配の缶詰が出るらしいぞ」「そいつは楽しみだ!」
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