やり過ぎ
やりすぎ
名詞
標準
overdoing (something)
文例 · 用例
あんまり肥育をやり過ぎて、一度病気にかかってもまたあとまわりになるだけだ。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
それから、二十日ばかりぼんやり過ぎましたら、ある日戸口で、「今日は、だれかいるかね。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
」 これも桑子のやり過ぎた仕業の一つとして、椽側の金魚の硝子箱は綺麗に掃除され、折角青みどろの溜つた水は、截りたての晒木綿のやうな生の水に代へられてあつた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
餘りやり過ぎたか、一人位息あるやつはないか。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
「丸多の主人がちっと道楽をやり過ぎましてね」「主人は幾つだ」「主人は多左衛門といって、ことし四十六だそうです」「四十六……」と、半七は笑った。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
大胆にやり過ぎれば娘を脅やかして了う。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
チャーリーの所でつい歌留多をやり過ぎちゃったからね――それじゃいけないかい?
— 国枝史郎 『赤い手』 青空文庫
彼は顔をいろいろ歪めて彼女を笑わせたり、やり過ぎるほど菓子をやったりしたあとで、もういいだろうと思って恐わ恐わ「御身よ御身よ。
— 横光利一 『御身』 青空文庫