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槌の子

つちのこ異読 ツチノコ
名詞
1
標準
tsuchinoko
文例 · 用例
翌朝村人僧の教えのままに、馬頭と金魚、および三足鶏の屍を見出し、また寺の乾の隅の柱上より槌の子を取り下ろす。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
この槌の子がもっとも悪い奴で、他の諸怪を呼んだのだ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
槌の子を乾の隅に置くと怪をなすという。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
鳥追いの唄の文句には後に若干の増減があったが、ムグラモチを驚かす槌の子の響き、肥桶のきしみ、これに付け加えた畏嚇の語のごときは、北も南も一様に簡明であって、ただ奥羽・越後の諸県では凍った雪の上を、あるくばかりが西南との相違である。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
湯アガリもぐでりんもそんな用事で私を訪れたわけではないのですが、何でも形式的なことを悦ぶ湯アガリは、もうそつちのことばかり無気になつて、ぐでりんと私とを握手させたり、自分は飲みもしないのに盃をあちらこちらへ回したりした後に、凝つと腕を組んで瞑想に耽つたりするのです。
牧野信一 月あかり 青空文庫
加けにあいつは毎晩遅くまで何をしてゐるんだか知らないが、もづもづしてゐて、ほんたうに変な奴だわね、わざと遅くなつてお湯に這入つたりして――屹度、こつちのことでもが気になつて眠れないのかも知れないわ。
牧野信一 風流旅行 青空文庫
「寝てゐて鎖が引けるもので、あつちのこそとめて置けば好いんだのに、つい兄さんは鎖を引つ張つてしまふのらしい。
牧野信一 村のストア派 青空文庫
良因  なに、こつちのことでございます。
岡本綺堂 能因法師 青空文庫
作例 · 標準
昔から日本では、未確認生物の槌の子の目撃談が語り継がれている。
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彼は子供の頃から槌の子の存在を信じ、いつか見つけたいと願っていた。
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地元の博物館で、槌の子に関する資料が展示されていた。
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