才芸
さいげい
名詞
標準
talent and accomplishments
文例 · 用例
経業を学ぶ事三年にして玄石の才芸先生に過ぎたから、先生玄石は聖人であろうと讃めた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
仲祥、我は才芸を論ずるでない、確かに彼を鬼と知って言うのだ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
あくまでも自分の天分を否定し、文学ではとても生活する能力はないものと断念め、生中天分の乏しいのを知りつつも文学三昧に沈湎するは文学を冒涜する罪悪であると思詰め、何とかして他に生活の道を求めて学問才芸を潰しに投売しても一家の経済を背負って立とうと覚悟した。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
美しく品位のある顔かたち、学問才芸と家政の切りまわし、夫に仕え、子供を教育する仕方、何ひとつ非の打ち所はなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
歌は学問であつて、才芸ではなかつた。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
才芸に関する事は、禁欲の箇条に触れない。
— 後期王朝文学史 『女房文学から隠者文学へ』 青空文庫
才芸の徒は雑戸で、其位置は良民より下るが、社寺の伶人は更に下つて、神人・童子であつた。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
先生というものは概して田舎の女性たちには相当尊敬されるもので、のんきな紳士風の人間のように思われ、荒っぽい田舎の男たちにくらべれば、はるかにすぐれた趣味や才芸もあり、じっさい、学問ではただ牧師に及ばないだけだと考えられるものだ。
— 故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より 『スリーピー・ホローの伝説』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、歌や舞踊だけでなく、書道や絵画にも長けており、まさに才芸に秀でた人物だ。
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