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望み見る

のぞみみる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to gaze into the distance
文例 · 用例
その片隅の壁の付け根に坐った蒼白い、痩せ細った禿頭が、軒先からためらい流れて来る長い長い昼さがりの片明りの中に、黒い拡大鏡を片眼に当てがいながら、チロチロとよろめく懐中時計のハラワタをいつまでもいつまでも透かし覗いているのが、やがてコッソリ瞳をあげて、明るい往来を望み見る
夢野久作 青空文庫
岸に上りて望み見るときかたわらに一つの石碑あり。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
遠き海をば、我も望み見ることを得き。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
許多の聖者獻身者の像にして、下より望み見るべからざるものは、新に我|目前に露呈し來れり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
何處からでも大抵は見えるこの山ではあるが、ことに此處等の赤松林の下蔭、幾つか連つた丘陵の一つのいたゞきから望み見る姿は、たゞの野原であるのより遙かに趣きが深いのだ。
東京の郊外を想ふ 樹木とその葉 青空文庫
この時今まで友の顔を見つめつつあったヨブは、急遽として眼を他に転ずることが出来た、そして遥かかなたを望み見るを得た。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
いつ汽車で通つても、あの利根川の流域から上州の山々を望み見る感じは新鮮で、そして深い。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
南の一方に開けて、東と北と西とに山を負ふ盆地の地勢をなした京都の市街の一部を君等が住居の二階から、又、樂しい樹蔭の多い若王寺の裏山の位置から望み見るだけにも滿足した。
島崎藤村 桃の雫 青空文庫
作例 · 標準
丘の上から、遠くに見える故郷の山々を望み見るたびに、胸が締め付けられる。
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水平線の向こうを望み見る彼の瞳には、未来への希望が満ちていた。
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子供たちは、おもちゃ屋のショーウィンドウに飾られたロボットを、目を輝かせて望み見ていた。
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