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神楽殿

かぐらでん
名詞
1
標準
kagura hall (at a shrine)
文例 · 用例
神楽殿の傍には、周囲六丈四尺、根廻りは二丈八尺、と測られた神代杉がそそり立って、割合に背丈は高くないけれど、一つ一つの年輪に、山の歴史の秘密をこめて、年代の威厳が作り出す色づけと輪廓づけを、神さびた境内の空気に行わたらせている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
向うの神楽殿には、ぼんやり五つばかりの提灯がついて、これからおかぐらがはじまるところらしく、てびらがねだけしずかに鳴っておりました。
宮沢賢治 祭の晩 青空文庫
太鼓橋|欄干橋をわたるとき幼子我は足あげ勢ひし三柱宮水照繁なる石段に瑪瑙の小蟹ささと音あり神楽殿砂吹きあぐる白南風に小蟹ちり走る鋏立てたり宮地嶽神社は、その裏参道にあり。
北原白秋 夢殿 青空文庫
考へて見ると、あの釣鐘型のスヾメ蜂の巣は恰度今自分が立つてゐる頭上の神楽殿の軒先にさがつてゐたことに気づいたので何気なく仰向いて見ると同時に、私は思はず、「アツ!
「吾が昆虫採集記」の一節 夜見の巻 青空文庫
――前の年の夏、私はここの神楽殿の軒に釣鐘大のスズメ蜂の巣を発見して、隣り村から山を越えて観察に通つたことがある――いつものやうに神前に向つて熱心なる合掌をなした後に、池のふちに来て蜻蛉を視守つてゐる時、あの痕は何うなつてゐるだらうと思ひ出した。
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
然しどうも空鳴りではなくて、神楽殿の裏手のあたりから、ピツピツピツ!
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
――私は神楽殿に登つて蜂の巣の痕が、全く拭はれてゐるのを軒合によぢて確かめたりしてゐるうちに、一時止絶されてゐた笛と合唱が、今度は実にも明瞭に、然も神楽殿の楽屋の床下あたりから、賑々しく湧き上つたのに驚いた。
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
」 とばかりに叫ぶや、天狗のやうな羽ばたきをたてて、神楽殿の楽屋から、池のふちへ飛び居りたのだ。
牧野信一 創作生活にて 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、提灯に照らされた神楽殿で、面をつけた舞い手が静かに踊り始めた。
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神社の神楽殿は歴史を感じさせる重厚な造りで、古い檜の香りが漂っている。
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「わあ、神楽殿の方から笛の音が聞こえてくる!もう奉納が始まったのかしら」
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伝統的な神楽を継承するため、若者たちが神楽殿の舞台で熱心に稽古に励んでいる。
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