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えび
名詞
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標準
文例 · 用例
甲の類 衣、依、愛、哀、埃、英、娃、翳、榎、荏(これは「榎」「夷」「得」等の語に用いられる)乙の類 延、要、曳、叡、江、吉、枝、兄、柄(これは「枝」「兄」「江」「笛」「※」「吉野」「消」「絶」「越」等に用いられる) こういう仮名は、甲の類も乙の類もすべて我々が「エ」と読んでいる仮名であります。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
前に挙げたように、甲の類は榎の木の「エ」、夷の「エ」、物を得るの「エ」であり、乙の類は、枝の「エ」、中大兄の「エ」、笛の「エ」、吉野の「エ」、その他にも沢山ありますが、榎の木の「エ」は甲の類の「エ」で、甲の類の字を使って、乙の類の字を使ったものはない。
橋本進吉 古代国語の音韻に就いて 青空文庫
もしあつたとすれば、それはもう、で鯛を釣るやうなものではないか。
葉山嘉樹 万福追想 青空文庫
むかし、このへん一帯はひろびろした海であったそうで、義経が家来たちを連れて北へ北へと亡命して行って、はるか夷の土地へ渡ろうとここを船でとおったということである。
太宰治 魚服記 青空文庫
業平蜆、小町、飯鮹も憎からず。
泉鏡花 雛がたり 青空文庫
同じ文学士河野英吉の親友で、待合では世話になり、学校では世話をする(茶と緋縮緬の交換だ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 とさも羨しそうに小芳が云うと、お妙はフト打仰向いて、目を大きくして何か考えるようだったが、もう一つの袂から緋天鵝絨の小さな蟇口を可愛らしく引出して、「小母さん、これを上げましょう。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
愚弟|直に聞き惚れて、賢兄お買ひな/\と言ふ、こゝに牡丹咲の蛇の目菊なるものは所謂夷菊也。
泉鏡花 草あやめ 青空文庫