目板
めいた
名詞
標準
panel strip
文例 · 用例
日本では、土壁の外側に羽目板を張ったくらいが防寒防暑と湿度調節とを両立させるという点から見てもほぼ適度な妥協点をねらったものではないかという気がする。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
驚いた鬢のほつれに、うしろの羽目板で、ちらちらと一つ影が添って、重った蒼い影。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
お聞き、前刻、国手が来なさりがけに、露地口を入ろうとして、ふっと、そら、そこの松家さんの羽目板を見なさるとね、この紙が、ちょうど、入口の取着きの処に貼りつけて有ったとさ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
同じ羽目板だけれども、足数七八つ、二間ばかり奥へ入った処に、仇白くなって字が見える、………紙が歩行いた勘定だわねえ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
池はひつくりかへつても居らず、羽目板も落ちず、壁の破も平時のまゝで、月は形は見えないが光は眞白にさして居る。
— 泉鏡花 『怪談女の輪』 青空文庫
美しい女と若い紳士の、並んで立った姿が動いて、両方|木賃宿の羽目板の方を見向いたのを、――無台が寂しくなったため、もう帰るのであろうと見れば、さにあらず。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
この通りでございます」 と云って、台所の羽目板へ額をつけて歎願した。
— 田中貢太郎 『唖の妖女』 青空文庫
「へい、」「余り好物な方じゃないからね、実は、」 と言って、笑いながら、「その癖恐いもの見たさに立留まって見ていると、何じゃないか、やがて半分ばかり垣根へ入って、尾を水の中へばたりと落して、鎌首を、あの羽目板へ入れたろうじゃないか。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
作例 · 標準
壁の板の継ぎ目を隠すために、細い目板を丁寧に取り付けていった。
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リフォームの際、和室の天井に美しい木目の目板を張ってもらった。
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目板が剥がれかけていたので、接着剤を使って自分で修理することにした。
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