屠り去る
ほふりさる
動詞
標準
文例 · 用例
39 II 856.地味豐沃のタルネーを出で來りたるパイストス――メーオネス人ボーロスの子をイドメネー屠り去る、槍の名將イドメネー兵車の上にのりかゝる 45敵をねらひて長槍に彼の右肩を突き通す、兵車よりして落つる敵、死の暗黒に蔽はれぬ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
しかく陳じて脚早きアキルリュウスは身を起し、白き羊を屠り去る、二人の伴は皮を剥ぎ、調理巧に肉を切り串に貫き叮嚀に、心をこめて火に炙り、炙りて肉を引き拔きつ、オートメドーンは食卓の上、おのおのに雅麗なる 625籠に入れたるパンくばり、アキルリュウスは肉くばり、かくて一同手を延して其眼前の美味を取る。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫