縊る
くびる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to strangle to death
文例 · 用例
私が山王山を知つてから、いづれも生活の敗残者であらう、この森の中で、首縊りが二人ばかりあつた、人目を避けるに、都合がいゝとは言ひながら、不思議なことに、死ぬ人は原始的に安息な自然を選ぶ、川や海に身を投げる人と森の中で縊る人と。
— 小島烏水 『亡びゆく森』 青空文庫
そこには、網棚から兵児帯を吊して、首でも縊る時のように、輪の中へ顎を引っかけて、グウグウ眠っている男があった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
己に申訳が無くって、首を縊る覚悟か。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
着物を引裂いて首を縊るからですってさあ。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
が、どの枝にも首を縊る扱帯は燃えてはおりません。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
もしや首でも縊るのかと、提灯を袖に隠しながら抜き足をして近寄ると、それが丸多の主人であったので、おどろいて声をかけました。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
貧乏で首を縊る人も無いことは無い。
— 幸田露伴 『貧富幸不幸』 青空文庫
『どうしようとするのだ、淫売奴首を縊る真似をして見せろとぬかすのだらう、そんな真似はたやすいんだよ、流行り歌もうたへないといふのか、そんなことも容易いんだ』 男は顔をまつ赤に上気させた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
作例 · 標準
自分の不始末を隠そうとして、目撃者を衝動的に縊るという最悪の選択をしてしまった。
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山道で遭遇した強盗は、金品を奪った後に口封じのために旅人を縊ろうとした。
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彼は怒りに我を忘れ、目の前にいる男を縊る勢いでその首を強く締め付けた。
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