気色ばむ
けしきばむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
標準
to grow angry
文例 · 用例
T「あっしが盲目で唖で聾になったら知ら無え事」 「なにッ」と鉄五郎が気色ばむのを三次一足退って又「へ……」 と笑って粉かした。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
T「相良伝右衛門」 振り返える棚倉「ナニッ」と気色ばむ。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
」 と、他の若侍と共に気色ばむ。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
お蔦 (やや気色ばむ)まあ、死んでも構わないと、あの、ええ、死ぬまいとお思いなすって、……小芳さんの生命を懸けた、わけしりでいて、水臭い、芸者の真を御存じない!
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
ご用が済まば帰られるがよろしい」 広太郎も少し気色ばむ。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
」葉之助は気色ばむ。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
「生意気なッ――」 と蠅男が気色ばむ所を帆村はすかさず、「えいッ」 と大声もろともすかさず投げ付けた丈夫な撚り麻の投縄――それが見事蠅男の左腕の中程をキリリと締め上げた。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
「胸三寸、誰にも言わねえ」「俺らにも明かせてくれねえのか」 気色ばむ弥左衛門を慰めるように、「俺一人で出来る仕事なのさ、無駄なたくさんな殺生は俺らにとっちゃア好ましくない。
— 国枝史郎 『二人町奴』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉に、私は少し気色ばんでしまった。
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上司は部下の失敗報告に、顔を気色ばませた。
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そんなことで気色ばむなんて、大人げないぞ。
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