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剣の山

つるぎのやま
表現名詞
1
標準
mountain of swords
文例 · 用例
各自の想像力を、極度に働かせて、血の池や剣の山の有様をいろ/\に話し合った。
菊池寛 極楽 青空文庫
地獄には誰でも知っている通り、剣の山や血の池の外にも、焦熱地獄という焔の谷や極寒地獄という氷の海が、真暗な空の下に並んでいます。
芥川龍之介 杜子春 青空文庫
地獄には誰でも知つてゐる通り、剣の山や血の池の外にも、焦熱地獄といふ焔の谷や極寒地獄といふ氷の海が、真暗な空の下に並んでゐます。
芥川龍之介 杜子春 青空文庫
地獄の沿道には三途の川、剣の山、死出の山、老の阪、賽河原などがあり、地獄には叫喚地獄、難産地獄、無間地獄、妄語地獄、殺生地獄、八万地獄、お糸地獄、清七地獄等々があって、微苦笑させられるが、それらの地獄の名にも似ず、環境の美くしさにはまた驚かされる。
菊池幽芳 雲仙岳 青空文庫
――折角、十何年、一心不乱に、父御、母御、一家一門のかたきが討ちてえばっかりに、肝胆を砕き、苦艱をかさねて来たあの人が、いよいよという瀬戸際に、つまりもしねえ女泥棒風情の、恋のうらみから、底を割られ、剣の山に追い上げられたら――それこそ、死んでも死に切れめえ!
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
まさか忍び返えしのソギ竹を黒板塀の上に列べたり、煉瓦塀上に硝子の破片を剣の山と植えたりはせぬつもりだが、何、程度の問題だ、これで金でも出来たら案外|其様な事もやるであろうよ。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
唯乳母が居て、地獄、極楽、剣の山、三途の川、賽の河原や地蔵様の話を始終聞かしてくれた。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
作例 · 標準
昇進試験は、まさに剣の山を越えるような困難な道のりだった。
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