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名詞
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標準
文例 · 用例
その中に外見は網代車の少し古くなった物にすぎぬが、御簾の下のとばりの好みもきわめて上品で、ずっと奥のほうへ寄って乗った人々の服装の優美な色も童女の上着の汗の端の少しずつ洩れて見える様子にも、わざわざ目立たぬふうにして貴女の来ていることが思われるような車が二台あった。
源氏物語 青空文庫
からだ相応な短い袙を黒い色にして、黒い汗に樺色の袴という姿も可憐であった。
源氏物語 青空文庫
六人の侍童の姿は朱色の服の上に桜襲の汗、袙は紅の裏に藤襲の厚織物で、からだのとりなしがきわめて優美である。
絵合 源氏物語 青空文庫
侍童らは青色に柳の色の汗、山吹襲の袙を着ていた。
絵合 源氏物語 青空文庫
やや大柄な童女が深紅の袙を着、紫苑色の厚織物の服を下に着て、赤|朽葉色の汗を上にした姿で、廊の縁側を通り渡殿の反橋を越えて持って来た。
乙女 源氏物語 青空文庫
こちらの童女は濃紫に撫子重ねの汗などでおおような好みである。
源氏物語 青空文庫
朱色の上に桜の色の汗を着せ、下には薄色の厚織の袙、浮き模様のある表袴、肌には槌の打ち目のきれいなのをつけさせ、身の姿態も優美なのが選ばれたわけであった。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫
童女は臙脂の色の汗に、支那綾の表袴で、袙は山吹色の支那|錦のそろいの姿であった。
若菜(下) 源氏物語 青空文庫