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椀屋

わんや
名詞
1
標準
文例 · 用例
浪士らは、椀屋文七と聞こえたこの飯田の商人が横浜貿易で一万両からの金をもうけたことを聞き出し、すくなくも二、三百両の利得を吐き出させるために、二人の番士付きで伊那から護送して来た。
第一部下 夜明け前 青空文庫
明治四十一年に福井県の山中を歩いた時、椀屋が昔通りの仕事ができなくなって、ケシ人形などを造るのに転じつつあったのを見聞きしたことを覚えている。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
――椀屋徳三郎というのは雲霧の遊び名前で、深く、馴染んだ芸妓ではないが、先ではよく覚えていたらしいのである。
吉川英治 雲霧閻魔帳 青空文庫