愛国団体
あいこくだんたい
名詞
標準
patriotic group or organization (organisation)
文例 · 用例
一種の愛国団体で、その機関誌も至極安心した編集ぶりを伝統としていたのであったが、あるとき、その雑誌に一篇の童話が載った。
— ――小熊秀雄氏の印象―― 『旭川から』 青空文庫
それからこれも末期の現象の一つであったのであろうが、東京の下町などには、女|髪結のような職業の人たちにいやがらせをやって生活していた自称愛国団体の下っ端の連中があった。
— ――大学卒業前後の思い出―― 『寺田先生の追憶』 青空文庫
――尤も之によって右翼愛国団体の顔を使って一働きやるというようなことが段々流行らなくなり、即ちそれだけ右翼というものの幅が利かなくなるので、やがて右翼団体の勢はおかげで或る程度まで下火になるだろう。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫
一九三四年の十二月、黒竜会、愛国社、その他の系統の右翼団体の巨頭数十名が「信統会」を結成し、愛国団体の統一を期することとした。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
――そこで三五年にはいって、――この「昭和神聖会」と先の「信統会」とが提携して愛国団体の統一を計画しようではないかということになったのである。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
でこの右翼団体(即ちまた愛国団体)の統一運動もまた、従来の形態のファッショ団体として行きづまったことをいい表わしているので、神武会の解散もまたこれと同じ現象に属するものなのだ。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
そこで今愛国団体の統一運動も必要になって来たわけだ。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
で、こうなって来ると、少なくとも一方において、大本教的愛国団体である昭和神聖会に対する右翼一般からの不信用は相当なもので、とても信統会と昭和神聖会との提携などはすでに望めないのではないかと想像される。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
作例 · 標準
その政治家は、複数の愛国団体から多額の献金を受けていたことが発覚した。
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戦前の日本には、国家主義を掲げる数多くの愛国団体が存在していた。
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週末になると、駅前で愛国団体による街頭演説が行われることが少なくない。
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彼は国家の将来を憂うあまり、過激な活動で知られる愛国団体に身を投じた。
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