酒荷
さかに
名詞
標準
文例 · 用例
――灘の酒造家より、お取引先に限り、酒荷船に大阪まで無料にてお乗せいたします。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」鴎のような水兵達の間をくぐって、酒の匂いのする酒荷船へ乗り込むことが出来た。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
乳色の涼しいしぶきを蹴って、この古びた酒荷船は、颯々と風を切って走っている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」 鴎のような水夫達の間をくゞって、酒の香のなつかしい酒荷船へ乗り込んだ。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
乳色の涼しいしぶきの中を蹴って、此古びた酒荷船は、颯々と風を切って走っている。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
介六と新兵衛とは、白酒荷の朸と見える物に為込んだ刀の両端を引きあうてゐる。
— 折口信夫 『愛護若』 青空文庫