灼然
しゃくぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
shining
文例 · 用例
そして極地のうへのかの北方の太陽のやうに、私の心臟は直ぐにも一箇の石となつてしまふであらう、凍結し灼然せる。
— 梶井基次郎 『詩集『戰爭』』 青空文庫
灼然として雲を駆って白日を見る如し、といふ語の駆雲の二字の如きは、我が邦の歌の中には見がたきものなるべし。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
社のある山の径三町ばかり全山樹をもって蔽われ、まことに神威灼然たりしに、例の基本財産作るとて大部分の冬青林を伐り尽させ、神池にその木を浸して鳥黐を作らしむ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
コンポステラの伽藍に尊者の屍を安置し霊験灼然とあって、中世諸国より巡礼日夜至って、押すな突くなの賑い劇しく、欧州第一の参詣場たり。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
「富士のお山のご神体|木花咲耶姫にお縋りして、その灼然のお力で少しでも躰のよくなりますようにと、お百度を踏んでおりますので。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
百日紅の花灼然たり。
— 断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 『断腸亭日乗』 青空文庫
庭には石榴の花が灼然として燃るが如く開いていた。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
とし、又『文徳実録』の嘉祥三年五月の条にも故老相伝、伊予国神野郡、昔有高僧名灼然、称為聖人、有弟子名上仙、住止山頂、精進練行過於灼然、諸鬼神等皆随頤指。
— 木暮理太郎 『二、三の山名について』 青空文庫
作例 · 標準
太陽が灼然と輝き、海面はキラキラと光っていた。
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灼然たる光を放つ宝石は、見る者の目を釘付けにした。
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舞台照明が灼然と役者を照らし出し、その存在感を際立たせた。
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標準
evident
作例 · 標準
彼の潔白は、証拠によって灼然と示された。
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その理論が正しいことは、多くの実験結果によって灼然としている。
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歴史的資料を紐解けば、その事実が灼然と浮かび上がってくるだろう。
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