静心
しずごころ異読 しずこころ
名詞
標準
calm mind
文例 · 用例
少年二人カン※スを手にさげて静心なく歩みゆく。
— 北原白秋 『春の暗示』 青空文庫
少年二人カン※スを手にさげて静心なく歩みゆく、濡れたる油絵具のにほひ新し。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
あはれ、いのちの高丘に誰ぞ角吹かば、我も亦この世の埓をとびこえて、野ゆき、川ゆき、森をゆき、かの山越えて、海越えて、行かましものと、みちのくの谷の若人、いやさらに角吹き吹きて、静心なし。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
明るき午後のものとなき静心なさ。
— 石川啄木 『詩』 青空文庫
耀く虚空、風絶えて、炎のころも、纏ひたる地の熟睡の静心。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
鑑定局という十畳ばかりの室には、織物が敷詰められてあり、額は二ツ、その一つには静心館と書してあり、書棚、黒棚、ちがい棚などが目苦いまでに並べたててあり、床の間には二幅対の絹地の画、その床を背にして、久佐賀某は机の前に大きな火鉢を引寄せ、しとねを敷いていて彼女を引見したのであった。
— 長谷川時雨 『樋口一葉』 青空文庫
それは三代集あたりのしづごゝろは通常静心と訳するけれど、これは少しどうかとおもふ。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
(勿論三代集以後には静心の意に用ゐてゐるけれど)友則の……春がすみ立ちかくすらん山の桜をことならばさかずやはあらぬ桜花みるわれさへにしづこゝろなし といふ歌を、遠鏡に、見テヰルコチマデガ気ガソハ/\スルハイと解してあるけれど、さうではなくて、「ことならば」がわが身へもひゞいてゐて、桜が散る。
— 折口信夫 『用言の発展』 青空文庫
作例 · 標準
瞑想は、静心(しずごころ)を育むのに役立ちます。
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混乱にもかかわらず、彼女は静心(しずごころ)を保つことができました。
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自然の中での長い散歩の後、彼は静心(しずごころ)が回復したと感じました。
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