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帳場格子

ちょうばごうし
名詞
1
標準
short two or three-fold lattice around the front desk of a store
文例 · 用例
庭狹きまでに散り亂れさしも竝びし家財等の一つ一つに處えて二度もとの店の中帳場格子の間より手習雙紙見る頃を。
萩原朔太郎 煤掃 青空文庫
隣屋はこの辺に棟を並ぶる木屋の大家で、軒、廂、屋根の上まで、犇と木材を積揃えた、真中を分けて、空高い長方形の透間から凡そ三十畳も敷けようという店の片端が見える、その木材の蔭になって、日の光もあからさまには射さず、薄暗い、冷々とした店前に、帳場格子を控えて、年配の番頭が唯一人|帳合をしている。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
第二の故郷の一つであったIの家はとうの昔に一家離散してしまったが家だけは震災前までだいたい昔の姿で残っていたのに今ではそれすら影もなくなってしまい、昔|帳場格子からながめた向かいの下駄屋さんもどうなったか、今|三越のすぐ隣にあるのがそれかどうか自分にはわからない。
寺田寅彦 銀座アルプス 青空文庫
それ等を見張ったり受取るために窓の内側に斜めに帳場格子を控えて永らく女主人の母親の白い顔が見えた。
岡本かの子 家霊 青空文庫
くめ子は七八ヶ月ほど前からこの店に帰り病気の母親に代ってこの帳場格子に坐りはじめた。
岡本かの子 家霊 青空文庫
隣屋は此邊に棟を並ぶる木屋の大家で、軒、廂、屋根の上まで、犇と木材を積揃へた、眞中を分けて、空高い長方形の透間から凡そ三十|疊も敷けようといふ店の片端が見える、其の木材の蔭になつて、日の光もあからさまには射さず、薄暗い、冷々とした店前に、帳場格子を控へて、年配の番頭が唯一人帳合をしてゐる。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
奧深い戸毎の帳場格子も、早く事務所の椅子になつた。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
蠅は前の帳場格子の上に往って手足を動かしはじめた。
田中貢太郎 蠅供養 青空文庫
作例 · 標準
古い店には、まだ伝統的な帳場格子(店のカウンター周りの格子)があった。
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商人は、帳場格子(店のカウンター周りの格子)で隔てられたカウンターの後ろに立っていた。
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この帳場格子(店のカウンター周りの格子)は、店主のプライバシーをある程度確保するために設計された。
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