苦力
クーリー異読 クリー
名詞
標準
coolie
文例 · 用例
北京停車場の一号プラット・ホームに南京発列車が到着すると、奇襲弾薬が破裂して数十名の死傷ができると時刻を同じくして碼頭苦力が暴動に参加した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
こうして数刻を経た後ガロンは共産軍を組織し、陳独秀の率いた工人と苦力の暴民を合して南北の橋路に支那軍隊と衝突して河畔に対峙し遂に市街戦となり、各国の陸戦隊が出動して共産軍は撃退され、一時間後上海は平穏に還った。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
苦力達は營營と働く、女――細君を買ひたいために、ばくちをしたいために、阿片を吸ひたいために。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
谷間の泉から、苦力が水を荷って病院まで登って来る道々、こぼした水が凍って、それが毎日のことなので、道の両側に氷がうず高く、山脈のように連っていた。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
満洲や台湾の苦力や蕃人を動物を使うように酷使して、しこたま儲けてきた金で、資本家は、ダラ幹や、社会民主主義者どもにおこぼれをやるだろう。
— 黒島傳治 『入営する青年たちは何をなすべきか』 青空文庫
塵埃の色をした苦力が一台に一人ずつそれを押していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
顔のへしゃげた苦力は、塵芥や、南京豆の殻や、西瓜の噛りかすを、ひもじげにかきさがしつゝ突ついていた、彼等は人蔘の尻尾でも萎れた菜っぱでも大根の切屑でも、食えそうなものは、なんでも拾い出してそれを喰った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
苦力のズボンの尻はフゴ/\していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
港で働く苦力たちが重い荷物を運んでいた。
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彼の祖父はかつて海外で苦力として働いた経験がある。
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鉄道建設には多くの苦力が動員された。
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